2021-02-13

特別研修・特定社労士試験対策にベストな参考書は

私の記憶がまだ残っているうちに、昨年秋に受けた特別研修特定社労士試験で感じたことをメモとして残しておきたいと思います。

受講申し込みをすると、連合会から受講案内とともに参考図書リストが届きますが、そのリストには入っていない書籍で私が最も役立ったと思う参考書が以下の本です。

改訂版 個別労働紛争あっせん代理マニュアル』前田欣也・著、日本法令、2016年

この本は、補佐人時代の社会保険労務士に求められる知識を、図表を駆使しながら、憲法民法民事訴訟法にわたって非常にわかりやすく書かれています。前半のこのパートは、特別研修の中央発信講義で学ぶ範囲ともリンクしています。

本の後半は、紛争の類型ごとにあっせん申請書と答弁書のモデルが掲載されており、このパートはグループ研修の申請書・答弁書起案の課題でも非常に参考になりました。現に、グループで起案した申請書で、私がこの本を参考にして書いた部分がゼミナールの弁護士の先生の講評で褒められましたので、法的な構成等の信頼性は確かなものであると感じました。

紛争の各類型の冒頭には、当事者の主張すべき事実についてのブロック図があり、これを理解してしっかり記憶することが試験対策上とても重要であることも実感しました。

以上はすべて試験が終わった後に気づいたことです。

特定社労士試験が終わった後、私が最も後悔したことは「この本をもっとよく読んでおけばよかった・・・」ということです(汗)

最後に、ひとつ注意点があるとすれば、この本は民法改正前に出版されていることです。巻末の資料には「民法改正案」として条文が掲載されていますが、3訂版の出版が待たれるところですね。