2021-02-09

「信州上田の社労士」へ看板を掛け替えました

こんにちは。

このたび、「労働者を支援する社労士」から「信州上田の社労士」に看板を掛け替えました。

弁護士の先生の場合ですと、使用者側、あるいは労働者側というように立場を明確にされていらっしゃる先生が多いですね。

社会保険労務士の場合は、弁護士の先生とは少し違うところがあります。

社労士法第1条では、「この法律は、(中略)事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資することを目的とする」と定めていますし、第1条の2では、「社会保険労務士は、常に品位を保持し、業務に関する法令及び実務に精通して、公正な立場で、誠実にその業務を行わなければならない」と規定しています。

ですので、社会保険労務士が「労働者側」あるいは「使用者側」と立場を明確にすることは、社労士法の趣旨に沿わないと言われていますし、社会保険労務士の全国組織である連合会倫理研修等の場で、労使いずれかに大きく偏った立場の表明(100%労働者の味方です等)はNGであると繰り返し指導しています。

それにもかかわらず、私がこれまで「労働者を支援する社労士」を看板に掲げてきたのは、労使間に存在する交渉力の格差や、労使それぞれが持つ情報の非対称性から生じる労働者の不利益の実態を見たり聞いたりしてきたからです。

また、これまでの労働相談を通じて、労働者自身が労働法に関する正しい知識を持ち、自ら使用者と交渉できる力を持つことによって、より望ましい労使関係が築ける可能性があることを相談者のその後の行動をみることで確信できたからです。

しかし、そうは言っても、社会保険労務士として活動する以上は、世間から誤解を生じるおそれのある表現は避けた方がよいとの結論に到りました(他の社労士の先生方のお考えを否定する趣旨では全くございません)。

ただ、先日受験した特定社労士試験(紛争解決手続代理業務試験)に合格した場合、私は個別労働関係紛争の解決手続きである「あっせん」に積極的に取り組みたいと考えていますので、特定付記をした後にはまた看板の掛け替えを行うかもしれません。

そして、どのような看板にするかは、実はまだ決まっていません(汗)

これからしばらくは悩みの日々が続きそうです(試験に合格してから悩めという声も聞こえてきますが。。)