2021-06-30

社労士が取り扱う助成金とは

開業社労士の独占業務の1つに雇用関係助成金の申請代行があります。

「助成金」と名の付くすべての助成金が社労士の独占業務の対象というわけではなく,雇用保険料を財源とする厚生労働省所管の雇用関係の助成金が主なものとなります。

社会保険労務士の資格を持たない者が事業主に対し,雇用関係助成金申請の勧誘をするケースや開業社労士に対して提携を持ちかけるケースがありますが,社労士が非社労士と提携して助成金の申請代行等を行うことは社労士法違反となり,社労士は処罰の対象となります。私の事務所にも非社労士の業者さんから提携を持ちかけるFAXがたまに来ますが,すべてスルーしています。

助成金に対する開業社労士の先生方の考え方や取り組み姿勢は様々ですが,私の印象としては,助成金に積極的に取り組もうと考えていらっしゃる先生方は意外と少ないです。

コロナ禍で雇用を維持するための雇用調整助成金の申請代行を手掛ける先生方は多いですが,どちらかと言うと,顧問先やスポットの顧客から依頼されて受託するケースがほとんどだと思います。

できることなら助成金を手掛けたくないと考えている開業社労士が多いのが現状と言えますが,その理由については次回に書きたいと思います。